自作 PC の変遷

概要

10 年くらい使い続けてるメイン PC のパーツ変遷を一旦まとめておく。(自作沼にハマりそうな人がその人にとってのちょうどいいハマり具合を見つけるための助けにでもなれば尚よし)

初期購入時

機種名:0907MDV-AD6320S

CPUCore(TM) i7-920 プロセッサー (256KBx4 L2キャッシュ/8MB L3キャッシュ/2.66GHz/4.8GT) (intel)
RAMDDR3 SDRAM 12GB PC3-10600 (2GBx6/トリプルチャネル)
HDD1TB (1000GB) Serial ATA II 7200rpm
GPUNVIDIA GeForce GTS 250(非公式性能表
OSWindows Vista Home Premium SP1
※ Windows 7 UG権付
DriveDVDスーパーマルチドライブ
MDV-AD6320S 性能

参照:Amazon

マウスコンピューター の BTO PC として購入。当時、Windows 7 が出る直前でWindows Vista からの無料アップグレード権が付属しており、購入後しばらくしてWindows 7に移行した記憶が残ってる。Windows 7 の発売が 2009/10 のようなので、おそらく2009/08 月辺りだったんじゃなかろうか。11 年使ってるのかすげーな。(中身はごっそり入れ替わってる)

GPU 追加・電源換装

タイミングは覚えてないけど、ディスプレイ4枚とかやりたくなっちゃって、GTS 250 をもう一枚追加して挿してみた。Twitter 廃人なので、一枚は Tween(今もあんのかな、知らんけど、Twitter 用ブラウザ)が占有。他三枚で音の作業したり遊んだりしてた。GPU を増やすに当たって、電源も初期のものから Huntkey X7-900w に換装。

マザボ・CPU 交換

2016年頃・・・?マザボのコンデンサがぶっ壊れたっぽくて通電しなくなったのでマザボとCPUを交換。あんまりお金なかったので適当に i3-6100 とかいう安そうなやつに変えた。(i7-920 のほうが動画のレンダリングは早かった。それ以外はあまり体感差無し)マザボを変えた時点で OEM ライセンスが認証されなくなってしまったので OS もついでに再購入(Windows 7 Pro 64 bit DSP)

GPU 交換

GTS 250 二枚刺ししてたけど正直四枚ディスプレイとかもうとっくに使わなくなって、デュアルディスプレイどころか 4K43インチ ディスプレイ一枚でいいじゃん、になったので単純にグラフィック性能上げるために中古の GTX 1060 へ換装。Apex Legends が出来るようになったよ!でもちょっと重いよ!

CPU 交換

i3-6100 だとちょっと重く感じる場面が増えてきたので CPU 交換を検討。i3 に変更した際のマザボのチップセットが対応幅が狭く、いっそマザボごと AMD に変えようか、でもソフトウェア側の対応がまだ微妙っぽいから対応できる範囲のIntel CPU もしくはマザボごと最新世代の Intel CPU にしようか、悩んで一番出費の少ない二番目の選択肢として、i7-6700K をバルク品で購入。一回目の購入時には(換装時気付かなかったが)やや歪みがあり動作しなかったため購入元に相談、同製品交換をしてもらい、バルク品のはずが箱付きになって帰ってきて無事に起動。Apex Legends がサクサク動くようになったよ!

RAM 交換

将来的に RAM 32GBを見据えて8GB * 2 枚構成に変更。メーカーどこだっけ、わかんない、適当。DDR4 かどうかすらわからん。

SSD 導入、OS Win 10 インストール

Windows 7 のサポート終了後もたまーーーに使うフリーソフトの対応が微妙だったので Windows 10 への抵抗をしていたが、それほど使いもしないのでシステムドライブを HDD から SSD に変更しつつ、必要なデータのみバックアップして Windows 10 をクリーンインストール。(そのあとに地獄の音源インストール祭り)

今後の予定

多分どっかで AMD CPU に乗り換える場面が来そう。GPU は VR デバイスを本格的に扱うようになったらもうちょい格上げしたいお気持ち。RAM も余裕のある時に 32 GB に拡張したい。

ということで自作沼にハマり過ぎない程度の自分の利用に合わせた自作の一例としての、自分の記憶野活性化のための、記録としての、変遷でした。ご不明点など何かございますでしょうか?無いですね。それでは失礼します。

音源配信のお知らせと言い訳

早速言い訳

一応アルバムリリースということになるんですが、色々と注意事項がございます。いや、どういう形であれ世に出した時点でその先の取り扱いについて限定できる権利は著作権以外には特には無いし、基本的に今まではあまり語らないのがスタンスだったんですが、今回のはさすがに言い訳、解説、注意書き、何でもいいけどそういった物が必要だなと。

言い訳1:未完成音源です。

もうそのまんまなんですが。今までL-toneで出してきたアルバムについてはその時点で「完成」と自覚を持って出してきましたが、今回は胸を張って「未完成」と言いきります。

なんで未完成音源なのに出すんだよ、という理由についてはシンプルに2つ。

ひとつめ。配信仲介業者として、「tunecore」というところを利用しているのですが、そこがコロナ影響によって5/31まで限定でアルバム1枚無料リリースキャンペーンだったんです。はい、それだけです。乞食です。

ふたつめ。岸本悠太としての個人名義の音源を出そう出そうと思って全然動かせていませんでした。ので。無理やり動かすための契機です。自分のための動機づくりです。こんなものしか今自分は「岸本悠太」として出していないんだぞ、という責め苦です。追い風です。鞭です。あとはなんだろ、尻につける火です。

言い訳2:アルバムとしての統一性なし。

前述の理由により取り急ぎ仕上げた音源の寄せ集めです。予定ではもう少しバランスを取る予定でしたが、全然だめでした。まぁバランスといってもアルバムとしてのバランスではなく、自分にとってのバランスなので予定どおり進行していた方がアルバムとしては更に統一性のないものになっていた気はしますが。

あれ、もっと言い訳ある気がしてたけど意外ともう出てこないな。忘れてるだけかもしれないけど。

sanagrano i

ということで、視聴については以下からどうぞ。各種ストア・サブスクリプションご利用いただけますので、無料のサブスクで聞くこともできるし万が一気に入ってしまうようなことがあれば購入も可能です。

https://linkco.re/6t44pUgu

言い訳(おかわり)

未完成といったからには完成させるつもりの人たちなんですが、いつどういった形で、といった具体性は現在のところ全くもって定まっておりません。曲作ってたら鬱がどんどん軽くなってきた気がするのでどんどんやってくつもりではあるんですが他にやりたいこともずっと色々溜まっていて何からどう処理していこうか、っていうか生きてるうちに処理しきれるのか不安でまた鬱になるんですけどやるしかないっていうか考えてるだけ時間の無駄なので無駄なことは考えたくないけど無駄なこと考えちゃう、だってにんげんだもの、人間だったの!?!?

あれ、何の話だっけ。あぁそうそう、未完成音源たちなのでそのうち完成形が出ますのでその形を想像しながら聴いてもらっても面白いと思います。完成形が想像や期待と違うからそこからDTM始める!みたいな人とかいたら最高だなって思います。嘘です、ただの思いつきです、思いつきだけどそれが最高だな。

未完成とはいえ、完成度は曲によってまちまちなのでどの曲がどれくらい未完成なのか、どういう楽器が、どういうメロディーが、どういうオブジェクトがこれから入るのか。未完成音源を提示することでそういった想像と創造を喚起するのが目的なんですよ!!(今思いつきました)

言い訳長いな。音について何も触れてないな。まぁいいや、終わり。今後の作品にご期待ください。完。

弦楽四重奏アレンジ ピアノソナタ 月光

うわ、なんかWordpressの投稿画面変わってる!(挨拶)

リハビリとして色々と曲のアレンジなど行ってるんですが、ついに(というほど動画あげてないけど)クラシックに手を出し、ベートーヴェンのピアノソナタ14番 月光 第1−3楽章の弦楽四重奏アレンジです。もともとはピアノで弾く曲です。言わんでも有名だから知ってますかね。(意外と知らない人もいるのでこういう言い方するときにどういう顔すればいいのかわからな笑えばいいと思うよ)

そもそも発端としては寝付けないときにホットミルクにブランデーと蜂蜜入れて飲みながら(睡眠薬と飲酒は良くないとは言われますねそうですね。)第1楽章を聴くということをしていたんですが、ふと弦楽器で聞きたくなったというそれだけです。そういう意味では第1楽章がメインのターゲットだったんですが、最終的に一番手をかけたのが第3楽章になりました。

第1楽章・第2楽章はほとんどテンポなどはいじらず、音の強弱・奏法をやんわりと調整する程度で出来上がってるんですが、第3楽章は何回も同じセクションを再生しながらテンポを調整したり各楽器を単体で再生しながらまず奏法・強弱を調整、その後に全体で聴きながら再調整、ということを頭から何回か繰り返すといううんざりとする手の込みようです。なるべく自然に聴かせられるようには意識をしたのでサラッと聴くと意識的に気付かないかもしれないですけどかなり色んなとこで細かいテンポ調整・タイミング調整をしてるので興味があればそんなとこまで聞いてみてくださいませ。

動画は結局まだAfterEffectsです。プラグラム出来てません。はい。いやでもAEでまだまだ出来ることあるな、って改めて思ったしシンプルにすればそんなに書き出し重くならないし作業効率的にもいいしほらね、うん、いやプログラムも作ってたんですけど動画描画までは行けたんですよ、動画ファイルへのエンコード・書き出しで詰まってるんですよ。ffmpegとかいうの使えば良さそうなんだけど、あ、これは別の話にしたほうがいいですね、そうします。

Twitterでもちょっと言ったんですが、月光という曲を気に入ったらぜひいろんなピアニストの演奏を聞いてみると全然違って面白いです。演奏者によって見えてくる景色が変わります。あ、そうだ、音を聴くというよりは音を視るイメージで聞いてもらえるとなおいいかも。

クラシックっていうと
「作曲者の作曲当時の背景が〜〜
「年代の背景が〜〜
「技法が〜〜〜
とかって知らなきゃいけないのかなとか
「敷居が高いもの〜〜
とか思われがちなんですけどそんなことなくて、当時のPOPだと思えばいいですし、適当に有名なの聴いとけばいいんですよ。その上で上記のことを知りたくなったら知ればいいだけで。今の時代にまで残ってるPOPなのでそりゃいい曲いっぱいあるんでぜひ聞いてみてください〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ちんこ。

3大ソナタはそのうち同様のアレンジするだろうし、他のクラシックもやりたいしなんならクラシックオタクにブチギレられそうなシンセグイングインさせたアレンジなんかも曲によってはしたいなと思っております。まぁそれ以前にKing Gnu とかTMGEとかPillowsとか平沢とかゲーム曲とかアレンジしたいものだけでもかなりあるんですけども。自分の曲も作りたいんですけど。プログラミングもしたいんですけど。学習指導要領のこともまだ書いてないんですけど。あっ死ねる!働いてる場合じゃない!あ〜〜〜(死)いや、今日体調良ければ午後から仕事行こうとか思ってますけども(自殺)

Cubaseの「名称未設定」フォルダをリネームするバッチファイル

動作

Cubase5をいまだに使っているので以降のバージョンのフォルダ構成が違ったら知りません(´・ω・`)
プログラミング勉強したての人間がググりながら作成したのでもし使う場合には自己責任でご利用ください。

CubaseProjects(人によって名前は違うかも)内にたまっていく「名称未設定」フォルダに一個一個アクセスして中に入っている「.cpr」(プロジェクトファイル)の名前を拾ってフォルダ名をつけ直していきます。たまりますよね、名称未設定。え?溜まらないの?え?気付いたら四桁間近とかたまらない?たまるよね?

フォルダ内に「.cpr」がないフォルダに当たると処理がずれてリネーム処理されなくなってしまうのだけど、頭を使うのが疲れてきていたので何度も処理を呼び出し直すという力業で解決しています。「.cpr」が含まれないフォルダはリネームされません。そもそも「.cpr」が含まれないプロジェクトフォルダって、Cubase起動してちょっと作りかけたけどあんま気分乗らんな、と思って保存せずに閉じたやつなので(自分の場合。他の人は知らん)処理から漏れて残った名称未設定は後でまとめて削除。

フォルダ内に複数の「.cpr」ファイルがある場合には一番最初に拾われた名前でリネームされます。(例:proj01.cpr / proj02.cpr / proj02-02.cpr といったプロジェクトファイルが3つある場合には多分一番最初に拾われるであろう「proj01」という名前にフォルダがリネームされます。)

作り方・使い方

新規テキストファイル > cr.bat とか適当に名前をつけておく(cr = CubaseRenameという謎の言葉を略したもの)
以下を記述して保存

@echo off
setlocal enabledelayedexpansion
cd /d %~dp0
set filename=
for /d %%f in (名称*) do (
set folder=%%f
set folder=!folder: =!
echo %%f
cd %%f
for %%l in (*.cpr) do (
cd ..
set filename=%%l
set filename=!filename: =!
move %%f !filename:~0,-4!
cd %%f
)
cd..
)

新規テキストファイル > rename10.bat とか適当に名前をつけておく (複数回呼び出して力業で解決するためのバッチ)
以下を記述して保存

call cr.bat
call cr.bat
call cr.bat
call cr.bat
call cr.bat
(↑ 長くなるので5行で省略するけど任意の回数コピペ。20行くらいあればいいんじゃなかろうか)

「名称未設定」たまっているCubaseProjectsフォルダ内に上記2つのバッチファイルを移動(最初からその中で作ってもいいし。)

「rename.bat」をリネームされなくなるまで実行

(残った名称未設定フォルダは.cprが入っていないフォルダなので不要(※必要な人もいるかもしれないので自身の環境に合わせて))

説明とかなんか

動機とか経緯

そもそもプログラミング勉強し始めたけど音の処理とか映像の処理とかいきなりやるにはレベル高すぎて少し慣れが必要とは思いつつ実用性無いものを作るのも食指が動かなかったのでなにか実用性のあるものを作ろうと思い着手しました。入門書とか読んでると「サンプルコードは全て自分で打ちましょう^^」とか書かれてるんですけど、めんどくさいからスルー。

簡単にできそうで実用性のあるもの、と考えたときにちょうど年末だったのでデータの整理をしようと思いCubaseProjectsを開いたところ、相変わらず名称未設定がズラッと並ぶ光景を見て、自動でリネームするやつ作ったろ、と思いました。これまでにさらっとさらった言語はC、Java、VB、Processingなんですけど今まで読んだ内容でファイル名の取得とか全然思いつかなかったので、そういえばコマンドプロンプトのコマンドでそんなのなかったっけと思い、バッチファイルにすることにしました。必死にググりながら作ったんですけど、なんとかそれっぽいのが出来た辺りインターネットってすごい。三時間を目安で頑張ったんですけど結局六時間かかりました。

一行ずつの役割

@echo off
別にいらないっちゃいらないんですけど作業中にコマンド全部出るのがうざかったのと今後編集することがあった際にいちいち書くのもめんどくさいのでそのまま残しておきました。

setlocal enabledelayedexpansion
こいつが一番厄介でした。for文の中の変数が全然思い通りにならなくてそこで数時間潰したんですが、何か知らんけどfor文の中で変数に代入してもそれが確定されるのがforの処理終わってからとかいうよくわからん仕様(遅延環境変数とかどうのこうの)らしくて、まだよくわかってないけどこの呪文唱えとくと一応代入できるみたいです。

cd /d %~dp0
バッチファイルが置かれてあるディレクトリに移動する。(今回の場合はCubaseProjectsディレクトリ)

set filename=
変数リセット。作成中に以前の処理のが残っててうざかったので書きました。実際の処理では必要ないけど今後編集することがあった際に以下略。

for /d %%f in (名称*) do (
厄介なfor文。
「/d」 ディレクトリの名前を対象にする
「%%f」 変数f。取得したディレクトリの名前が入る。
「in (名称*)」 名称~のディレクトリを対象にする

set folder=%%f
変数folderに取得したディレクトリの名前を代入。

set folder=!folder: =!
ディレクトリの名前にスペースが有ると処理ができないっぽいのでスペースを除去。このときに通常の書き方だと「%folder: =%」とするのだけど、先に書いた遅延環境変数だかなんだかの影響をなくすためには「!」で囲めばいいらしいです。

echo %%f
ちゃんとディレクトリ名取得できているかの確認のための表示コマンド。今後編集することが以下略。

cd %%f
ディレクトリ名を取得したディレクトリの中に入る。

for %%l in (*.cpr) do (
厄介なfor文その2。
「%%l」 変数l。取得したファイル名が入る。
「in (*.cpr)」 .cprと最後につくファイルが対象

cd ..
CubaseProjectsに戻る。

set filename=%%l
変数filenameに取得したファイル名を代入

set filename=!filename: =!
スペース除去

move %%f !filename:~0,-4!
ディレクトリ名変更。「%%f」は元の「名称未設定」。「!filename:~0,-4!」は拡張子「.cpr」を削ったプロジェクトファイル名。

cd %%f
もう一回名称未設定に入ろうとする。が、名前が変更された場合入れない。
)
cd..
.cprファイルがなかった場合、CubaseProjectsに戻るためのコマンド
)

call cr.bat
cr.batの呼び出し。

最後のcd辺りを工夫すれば力業を使わなくても処理できそうな気がするんだけどこれ以上長くするよりはとりあえず動くのでこれでいいや、ということで力業に頼りました。改良版誰か作っといてください。

Prologueのデフォルトリセット

Cubaseに付属しているPrologueというシンセなのですが、最初に立ち上げると色々と設定されてる割には音としてはふにゃーんとしたよくわからない音が勝手に読み込まれます。自分で一から音を作っていきたい時には正直邪魔なので全部設定されていない状態へリセットしておくのが個人的にはおすすめなので、まだシンセの使い方よくわからない人向けの設定手順です。Prologue自体の機能の解説はまた別で。

Prologueについては最新のCubase8でも全部のエディションに入ってるのでCubgaseユーザーなら目にしたことはあるんじゃないでしょうか。僕の環境だと動作が一部おかしかったりはするんですけど、軽いし基本的なことは一通りできるのでシンプルな音を作る時を中心に結構多用しています。僕が使っているのがCubase5なので以降のシリーズでも同じような音色設定で立ち上がるのかどうかはわからないんですが。

設定のリセット

最初にPrologueを読み込むと多分下の画像のような状態で立ち上がると思います。
prologue_reset01

まず右上の「max voices」(最大発音数)の設定。ここが1になっていると和音が鳴らせません。最大発音数が1なので一個の鍵盤しか鳴らない。ここはすぐ変えられる場所でもあるので和音ではあまり鳴らさない、最初はとりあえず1でいいや、みたいな人はそのままでもいいんですが、和音でも鳴らしたい、和音で鳴らす使い方のほうが多い、ような人は1以外に予め設定しとくといちいち変えなくていいので楽です。僕は10にしてます。今まで特に誰に言ったこともないんですが、実は僕の手の指って10本あるんですよね。あまり数字を大きくしすぎて同時に鳴らしすぎるとPC負荷が増えるのでCPUに不安がある人は5くらいでもいいんじゃないでしょうか。実質5音以上を重ねることってそんなに無いと思うので。

数字をクリックすると選択肢が出てくるので好きな数に設定しておきましょう。
prologue_reset01_01

2番のポルタメントの設定です。簡単に言うと鍵盤を連続して鳴らした時に、前の音程から次の音程へなめらかに移動する機能。移動時間をツマミで設定、どのような時に機能するか、を右のスイッチで設定するんですが、詳細はPrologue機能で書きます。とりあえず毎回ポルタメントかけないと気が済まない、って人以外はツマミを「0」に回して、上の最大発音数を「1以外」に設定した人はスイッチを「normal」に切り替えときましょう。ツマミは上・右にドラッグすると右に回って、下・左にドラッグすると左に回ります。(この辺の挙動ってシンセによっては違ったりして、Prologueと同じように一方通行のドラッグでツマミが回るものとほんとにツマミを回すようにドラッグを回すものとある)スイッチはクリックすれば切り替わります。
prologue_reset01_02

3番のフィルターの設定。ローパスフィルターがかかっているのでオシレーターの素の音が聴けませんのでこれもリセットしちゃいます。下記画像と同じように設定すればほとんどフィルターのかかってない素の音に近付きます。(まだLFOとかENVとか色んな所に設定が残ってるので完全に素とは言えない。)一番右の「TRACKING」は好みなんですが、僕はフルにしてます。初期リセットとしては0でもいいと思いますけど、よくわからないうちはフルにしといたほうが自然な音作りが出来ると思う。
prologue_reset01_03

4番、エンベロープの設定。「Cut off | 42」とか「Level | 99」とかって入ってるんですけどこれを消します。「Cut off」「Level」「Emphasis」と書いてある文字部分をクリックするとポップアップするので一番下の「off」を選ぶと消えてくれます。さようなら。
prologue_reset01_04_01
prologue_reset01_04_02

Prologueにはエンベロープは4つあって、左側に表示されているグラフを選択するとそれぞれの設定画面が右に開きます。
prologue_reset01_04_03

最初に開かれているのはENV2なんですが、1.3.4にも同様に設定がされていてこれも同様に消していくのですが、ENV1の「Volume」だけは残しておいてあげてください。
prologue_reset01_04_04

これを消してしまうと鍵盤を弾くと音の再生が始まるのに離しても再生が止まらなくなります。エンベロープは鍵盤を押してから、離してから、の挙動を操作するもので、音の再生(実際には音量の操作)もエンベロープに音量のパラメータをアサイン(指定)することでコントロールしています。

次に、Prologue画面中央やや下の「LFO/ENV/EVENT/EFX」のタブの中からLFOを選んで設定していきます。LFOが左右に2つあって、左側にエンベロープと同じような感じで「Cut off | -13」が設定されていると思いますのでこれも同様に「off」にします。
prologue_reset01_05

タブを「EVENT」に切り替えるとMIDIコントロール関連の設定になります。ここがやたら設定されてるのでこれも全て消していきます。(モジュレーションホイールでLFOを制御する設定があって、これは使えなくもないんですけどこのページを参考にする人は多分まだ使わないと思うので消してしまっていいと思う)(同様にVelocityのところのVolumeも迷うところではあるけどデフォルトリセットということで消してしまう。残しておけば、鍵盤を弾く強さ=Velocityで音量が変わる、実際の楽器に近い挙動になる。)
prologue_reset01_06

「EFX」タブのエフェクトは、ツマミがいろいろな位置にはあるのだけれどエフェクト自体はオフになっているので触らなくて大丈夫です。慣れてきて、エフェクトの最初の状態はこれがいいな、というのが出てきたら変更しましょう。

ここまでやると、ほぼオシレーターの素の音が出ると思います。(ENV1をいじっていないので、アタックが若干ついてる。いやだったら、ENV1のSustainを100に上げておく)波形は変えてないのでSawTooth、ノコギリ波の音です。好みで変えてもいいです。

設定の保存

Prologue画面の一番上の立方体のようなところを押すと、プリセットの保存が選べると思うので好きな名前で保存しておきましょう。僕は「0_saw」という名前で保存してあります。名前順で並び替えてあるので頭に0をつけとくと一番上に来る。波形だけ矩形波に変えた「0_square」も保存してあるんですけど、別に波形の種類くらいはデフォルト読み込んでから変えてもいいので実質必要ない。

で、これ保存してもまた新しくPrologue開くと最初の変な音が立ち上がってしまうので、そのへんの設定も変えられると楽なんですけど方法が見つからないので立ち上げてから上記で保存したプリセット読み込んでます。だいぶ前に設定ファイルいじって変えられた気もしないでもないんだけど記憶が定かではない。誰かわかったら教えて下さい。

シンセの機能のざっくりとした説明

大体のシンセで共通してるだろうと言う部分を簡単に概要だけ。単純化して捉えることでとっつきやすくなればいいなと思います。細かい部分についてはPrologueとかMassive辺り使いながら別で詳しく書いていければと思います。

【注意】基本的には考えながら書いていくので内容は大して、というか全くまとまっていないものになるだろうことは予め言っておくので忙しい人はWikipediaとかを見たほうがいいと思う。暇な人は考えながら読んでいただいて、遠慮せず「いや、○○はどうなの?」「それはどうかと思う」とかコメントでもTwitterででもツッコミを入れてくれれば嬉しい限りです。

構造

大体のシンセで共通と思われる部品は大まかに分けて5つ。

オシレーター(OSC…oscillator)
フィルター(FLT…filter)
アンプ(AMP…amplifier)
LFO(LowFrequencyOscillator)
エンベロープ(ENV…envelope)

OSC/FLT/AMPにはそれぞれ色々パラメーターがあり、それらを個別に設定し、LFO/ENVでそれらのパラメータを動かしたりしてやることで多彩な音色を作ることが出来る。

synth_about

オシレーター

波形の種類や音程を設定し、大元の波形を出力する。シンセの種類によって複数あったり選べる波形が違ったり同じ名前の波形でもどのように出力されるかが違っていたりして音の違いにつながってたりする。FM(FrequencyModulation)やWM(WaveModulation)、OscSyncとかなんやかんや弄れるところがいっぱいある。いっぱいあるしシンセによっても異なるので詳しくは別で書く。

波形の設定

基本的な波形としてはサイン波(Sine)・三角波(Triangle)・矩形波(Square)・ノコギリ波(SawTooth)辺りが大体のシンセで共通していると思う。この4種類くらいしか無いシンセもあれば、漁るのもめんどくさいくらいいっぱい波形があるシンセもある。オシレーターが複数ある場合、OSC1はサイン波、OSC2は矩形波、など個別に設定できる。

音程の設定

ドの鍵盤を押せばドの音、レの鍵盤を押せばレの音が出るのがもちろん基本ではあるけれど、僅かにドよりも高くor低く、とか、1オクターブ高いor低いドの音を出したい、とか、敢えて増4度の音程を出したい、とか設定できる。とはいえ鍵盤ひとつひとつごとに設定できるわけでなく、一律での設定にはなる。シンセによっては鍵盤一つ一つにできるものもある。

オシレーターが複数ある場合は、オシレーター毎にそれぞれ設定できるので、OSC1は普通の音程、OSC2はちょっと高めor低めとか、オクターブ上or下を重ねる、とか、5度でハモらせるとか出来る。

音量の設定

OSC毎の音量の設定もできるので、OSC1にちょっとだけオクターブ上or下のOSC2を混ぜる、とか音量バランスをとることが出来る。

フィルター

オシレーターから出力された音色を加工する。ローパスフィルターで高い方を削ったりハイパスフィルターで低い方を削ったりバンドパスフィルターで一部だけ残したり。これもシンセによってフィルターが複数あったり種類が違ったりする。これも詳しくは別で。

カットオフ

CutOff。基準点となる周波数を決める。何の基準かはフィルターの種類によって異なる。

レゾナンス

Resonance。Cutoff周波数を強調したりする。フィルターの種類や、シンセによって意味合いが変わる場合がある。

種類

ハイパス
Cutoff周波数から下の周波数を削る。ハイ(高音)をパス(通過)、つまりは低音を削る。

ローパス
Cutoff周波数から上の周波数を削る。ロー(低音)をパス(通過)、高音を削る。

バンドパス
Cutoff周波数周辺のみを残す。バンド(帯域)をパス、高音・低音両方削る。この時に残す帯域の広さ
を設定するパラメータも何かしらあるはず。名前はシンセによって異なる。(BandWidthとかが多いか)

dB/oct
フィルターがどれくらい削るかを示している。dB(音量)/oct(オクターブ)。オクターブ毎にどれくらい削るか。例えば-12dB/octのローパスはCutoff周波数を500Hzにすると1000Hzの周波数が-12dB、2000Hzの周波数が-24dB、4000Hzの周波数が-36dBされるような削り方をする。(周波数が2倍になるとオクターブが1つ上がる。)

シンセによっては他にも色々とフィルターの種類(と、それに伴ってパラメータの種類)があったりするので個別のシンセについてはググったりヘルプを見たほうが早い。

アンプ

最終的に音量を決定する。定位(パン)もここで決定することになるシンセが多いと思う。基本的にはここ単体というよりは後述のLFO/ENVとの組み合わせでいじることが多い。というか音量は最初からENVと関連付けられている。アンプ単体でパラメータを弄るのは、作った音がでかすぎるから下げる、くらいしか無い気がする。

LFO

直訳すれば低周波発生器とでも言おうか。設定した波の形でOSC、FLT、AMPの各パラメータを制御することができる。シンセによってLFO自体の数、波形の種類、どのパラメータに当てることができるか、などが変わってくる。LFOが多いほど複雑というか込み入った周期変化の設定が出来る。LFOが複数ある場合、LFO1でLFO2のパラメータを制御する、なんてことも出来る。

LFOの波形

オシレータの基本波形と同じ。シンセによってやはり種類は異なる。選んだ波の形に従って、制御するパラメータの値が動く。サイン波であれば連続的になめらかな上下、矩形波であれば上限値と下限値を一定周期で行ったり来たり、など。あまり複雑な波形が用意されてないこともあるが、複数のLFOがあれば組み合わせることで複雑な波形による変動制御も実現できる。

周期

RateとかHzとか単位が付いてるかもしれない。パラメータを変動させる速度。

変動量

値をどのくらい変動させるか。波形で言うところの振幅。LFO全体の変動量と、制御するパラメータ毎の変動量とをそれぞれ設定できる。

制御するパラメータ

どのパラメータをLFOで制御するかを画面上でどのように設定するかはシンセによって異なるのでググるかヘルプを見るか。

エンベロープ

LFOが一定周期でパラメータを常に動かし続けるのに対して、こちらは鍵盤が押されてからの時間経過でパラメータを制御する。音量には最初から関連付けられていて、外したりすると音が鳴りっぱなしになってしまったりする。やはりシンセによってエンベロープが複数ある場合もあるし、どの程度詳細に設定できるかも異なる。複数あればENV1でENV2のパラメータを、ってことも可能だし、LFOでENVのパラメータを、とかENVでLFOのパラメータを、ってことも可能。

Attack
鍵盤が押されてからどれくらいの時間でどれくらいの量を変動させるか。音量で言えば、時間を速く設定すれば鍵盤を押してすぐに最大音になり、遅く設定すればゆっくり音量の上がる音になる。ものすごく当たり前のことを書いている気がする。

Decay
Attackが経過してからどれくらいの時間でSustainの値に移行するか。音量で言えば、Sustainを弱めに設定した上で、Attack経過後すぐに減衰するように短く設定すれば鍵盤を押した時だけ強く出る音に、長く設定すれば鍵盤を押していてもだんだん弱くなっていく音になる。

Sustain
Attack>Decayが経過してから鍵盤を押している間のパラメータの値。Attackの変動量と同じであればDecayが実質意味を持たなくなる。

Release
鍵盤を離してからどれくらいの時間で0に戻るか。音量で言えば、短く設定すれば鍵盤を離してすぐに消える音、長く設定すれば鍵盤を離したあとに減衰するので余韻が残るような音になる。

とても説明できていない気がするので、ちょうどいいページを見つけたので貼っておきます。

シンセサイザー研究室

実際にどう操作していくかとかはCubase付属のPrologueとかMassive辺り中心に具体的に今後書いてこうと思います。

Cubaseじゃない人はSynth1でも入れてこのへん見ながらやってください

シンセの種類についてざっくりとした説明

知らなくても別に困らないけど知ってると会話で説明が省けるくらいなもの。細かいことはいろいろ省いて最低限知っとけばいいだろ、みたいなことだけ書いてます。

そもそもシンセって何?ってところを簡単に言っておくと、シンセではない楽器はその楽器自体が振動することで音波を発生させているのに対して、シンセは電気的に波を合成してそれを音に変換するのでスピーカーが必須になるようなもの。エレキギターとかエレキバイオリンはその点で実際に楽器自体も振動しているのだけどそれを一度電気信号に変換して再度スピーカーから音波として出力するのでどちらと言っていいかわからない、どちらでもないのかもしれないしどちらでもあるのかもしれない。

【注意】基本的には考えながら書いていくので内容は大して、というか全くまとまっていないものになるだろうことは予め言っておくので忙しい人はWikipediaとかを見たほうがいいと思う。暇な人は考えながら読んでいただいて、遠慮せず「いや、○○はどうなの?」「それはどうかと思う」とかコメントでもTwitterででもツッコミを入れてくれれば嬉しい限りです。

大分類

まず大きく2つに分けるとすると、実機のシンセとソフトシンセとに分かれる。といっても下記の分類もだいぶざっくりとした大きな分け方なのだけど。実機のシンセは実際にモノとして触れるもの、ソフトシンセはPCの中で動くもの。最近は実機のシンセでもPCで設定をいじってその設定を実機に反映させることができたりもするみたいなので曖昧な部分もある。実機のシンセの中にも電気によって波形を直接生成するものから、ソフトシンセが中に入っててガワが付いてるから実機、みたいなものもあるし。

アナログシンセ・VA

実機ハードウェアのシンセ。VAはVirtualAnalogで、単純にアナログシンセをソフトウェアで再現しようとしたもの。実際にはアナログと一口に言ってもそれ自体色々種類があるのだけれど主には減算合成のシンセを指すと思っていいと思う。(もちろん文脈によっては単純に実機のアナログ挙動のシンセと捉えなければならない。)波形を発生させ、フィルターで周波数を削るので減算。これに対して加算合成というのもあるようだけれどオシレーターが複数存在すればそれは加算合成なんじゃないのとか思ってて要するによく知らない。モジュラーシンセみたいな配線むきだしです!みたいなモーグとか有名。

FMシンセ

FrequencyModulation、周波数変調によって音色を作るシンセ。オシレータの波形の周波数に対して、別の波形によって変調をかける。これに特化したシンセもあるし、ソフトシンセなら機能としてついてたりする。キラキラキンキンした音。狙った音を作りづらいので嫌い。ヤマハのFMは~とか語ってる人をよく見かける。

サンプル・PCM

生楽器の音をそのまま録音したものが波形として使われたり、サイン波とか矩形波とかもサンプルデータとして予め格納しておいて再生するようなシンセ。VAを上にまとめてしまったけどアナログの挙動を本気でシミュレートしようとしてるようなシンセ以外はほとんどこっちかもしれない。一般的にサンプルシンセと言えば前者の生楽器の音を録音してある方を指していることがほとんど。(もちろん文脈によっては以下略。)VAシンセなどに比べるとデータ容量を消費する。生楽器を再現しようと思えばするほどいろんな音量、奏法を収録しなければならないので容量が大きくなる。最近は後述の物理モデリングやその他演算との組み合わせで省容量化されてきてる感じもする。実機の電子鍵盤のうち、シンセと区別してキーボードと呼ばれるような色んな楽器の音色が入ってるものはこのタイプか。

VOCALOID

声に特化したサンプルシンセでやや特殊。元の声となる人の声を数種類サンプルデータとして用意し、合成していく。声の出力が目的なので後述のフィルターやエンベロープといったものはなく、代わりに声のためのパラメータが複数ある。とはいっても声色を作るためのパラメータではなく、あくまで歌うためのパラメータであることも他のシンセとの色の違い。シンセというよりはキャラクターとして見られがち。

グラニュラー

音を細かく切り刻んで並べることによって音色を作る。実際使ったことはないんだけれどめっちゃ面白そうとは思ってる。波形を自分で数ms単位に切り刻んで複製しまくれば同じようなことはできるけどそれを簡単に出来るようにしたやつなんだと思う。Cubaseは6からグラニュラーシンセが付いてたはず。

物理モデリング

楽器などの音の発生原理から音を計算して出力する。例えば管楽器であれば息を吹き込むことによってどのような定常波が発生し、楽器の材質とどのように共鳴して音が出るのか、とか、太鼓であればどういう材質のもので叩くとどのように太鼓の材質は振動するのか、とか。演算によって音が出力されるので容量が必要なく、演算さえ的確に設計されていれば生楽器に近い音が出せる。数年前から色んな楽器が出てくれることを期待しているのだけどあんまり増えてない。Pienoteq欲しい。

他にもウェーブテーブルとかヴェクターシンセとかあった気はするけど細かい波形の発生方法の部分にはなってくるので知りたい人だけ調べればいいと思う。

いわゆるピコピコだったり、機械的な音が欲しいのであればアナログ・VA・FM・グラニュラー。
生楽器の音がほしいのであれば、サンプル・PCM・物理モデリング。
生楽器サンプルじゃないシンセで生楽器の再現を目指してもいいし、生牡蠣サンプルのシンセを加工してピコピコに近づけてもいい。

あとはシンセごとに機能が色々と違ったりするので場面場面で合ってるものを選択していく。例えばオシレータで選べる波形の種類やオシレータ自体の数、搭載しているフィルターの種類やレゾナンスの効き方、LFOで選べる波形の種類やLFO自体の数、ENVの数やENVの形状をどこまで作り込めるか、とか。あとは独自の合成の仕方をするようなシンセなんかもいっぱいあるので使ってて楽しいやつとか。

Cubaseで半自動作曲する方法

めちゃくちゃどうでもよくて実用性も皆無に等しい遊び。

1,適当に音源を読み込みます。
2,適当にMIDIを打込みます。
3,MIDIインサートに「MIDI Modifiers」をセット。
4,ランダムにピッチをアサイン、適当に範囲を決めます。
5,スケール、スケールノート(Key)を適当に決めます。
6,再生するとランダムに音程が動かされたフレーズが再生される。

automidi

ちなみに上画像の設定にして8分音符で同じ音を連続で打ち込んだものを再生するとほんとまんま日本風なフレーズが簡単に生成されはするのでどうしてもフレーズが作れない時に頼る事はできなくもない。ちなみに流石にこれに頼ったことはない。

響き多めなピアノ音色を作ってノートを少なめに打ち込めば、再生するたびに変わる自分専用アンビエントが完成する。

もうほんとそれだけ。

MIDI Modifier自体は長さの圧縮が地味に使えたりする場面がたまにある。それ以外の部分はあまり必要性を感じていない。

【ソフト音源】Symphonic Orchestra

公式に全音源名があったのでそこに付随してメモ書きをしていく。にしても改めて見てもものすごい数。

EASTWEST -Symphonic Orchestra

上記ページ内のInstrumentsタブの中に全ての奏法の記載がある。が、奏法自体がわからなかったりするので自分用メモ。・・・と思ったのだけれど奏法については説明されているPDFファイルを見つけたので解決。

操作

PerformanceControls

・Portamento
ONにすればポルタメントがかかるのかとおもいきやかからない。モノフォニックになって次の音のアタックはなくなるのだけど・・・。謎。今まで使ったこともなかったしまぁいいか。

・Repetition
連続して同一ノート同一ベロシティで鳴らした時にマシンガン効果が起きるのを防ぐ。けれどかなりバラバラな音量で持ってこられたりするので下手にONにしないほうがよさげ。

・Legato
アタックがなくなる。レガートというより、アタックがなくなる。レガートって言えばレガートなんだけどアタックがなくなる。正直これでレガートにするよりベロシティとエクスプレッションのコントロールでレガートにしたほうが良い結果になる気がする。

・RoundRobin Reset
上記の同一ノートでのマシンガン効果回避のために異なるサンプルをローテーションして鳴らす際に、ローテーションをリセットする。名前にRR付きのものに対して有効。例えばローテーションするサンプルが3つの音源に対して、2音(もしくは4以上で3の倍数以外)ずつ慣らしていくようなフレーズの場合、毎回フレーズのニュアンスを揃えたいのであればこれを用いる。奏法によっては結構気になる場合もあるし気にならない場合もある。

マイク設定

Close・Stage・Surroundの三種類のマイクを組み合わせられる。これらのアウトプットをそれぞれ別々に変更できることを今日はじめて知ったので一応書いておく。めっちゃ便利じゃん。早く言ってよね。

奏法・音源名

略されていて何のことかわからなかったり、そもそも知らない奏法が多いのでまとめておく。自分用メモなので、もしこれを参考にしてしまう人がいるのであれば不足部分は各自で調べてほしい。調べても簡単には分からなさそうな部分はなるべく触れておくつもりなので。

表現的

奏法以外にも「なんとなくそれっぽい」ニュアンスでつけてる部分が4つほどあるようなのでまずはそちらから。主にストリングスについてることが多い。

Expressive(Exp) 感動的
Butter Legato 流動的
Lyrical 叙情的

ss_ewso_18vc
百聞は一見にしかずということで動画と画像を上げた。動画と画像とで順番が違ってしまったのだけれど、要するに一個のノート内での音量変化表現が主な違いらしい。ButterLegatoは抑揚がなく、Lyrは緩やかなピアノフォルテ、Expは更にゆるやかにメゾフォルテに向かい、リリースもそれをそのまま弾ききるかのようになっている。なんとなくわかった。
あともう一つEmotionというのもあるようなのだが、これはDXFとつく音色に付いていた。DXFはダイナミッククロスフェードの略で、2種の音量の違うサンプルをモジュレーションホイールでクロスフェードすることができるらしい。エクスプレッションとの違いも調べてみたいところだけれど別の機会に回す。Exp Lyr-Legという全マシな音色を今書き進めながら見つけてしまったが、ノートがレガートしていない一音目だけがExpでレガートしている限りは2音目以降はLyrにレガートしていくような音色だった。

奏法

力尽きたので後日

【ソフト音源】Complete Composers Collection HD

EASTWEST音源の中から7種類選んで安く買えちゃうよっていうパック。買ってから5年も経つのにまだ全部ちゃんと把握できてないのでそろそろちゃんと把握してもっと使おうと思いまとめてみる。自分向けのメモ、かつ、買おうとしてる誰かの参考になれば。ちなみにCCCは2,3を経て今はCOMPOSER CLOUDとか言う月額サブスクリプション制も出てる模様。月額で使い放題って最高じゃんとか思ったけど手元にあるものすら使い切れてないのにこれ以上どうしようと言うのか、と冷静に考えなおして手は出していない。まだ。今は、まだ。

EASTWEST HP

選んだ7種類

Goliath・・・総合音源
Stormdrum2・・・エフェクトかかったドラム
Symphonic Orchestra Platinum Plus・・・オーケストラ音源
Symphonic Choirs Platinum・・・コーラス(合唱)音源
Voices of Passion・・・謎の声音源
Pianos Gold・・・ピアノ音源
Ministry of Rock・・・ギター・ベース・ドラム音源

Goliath

一通りの楽器が揃った音源。CubaseでいうHALionOne(今はHALionSonicか)と同じようなもん。音の善し悪しも音色によってなので総合的に見るとやっぱり同じようなもん(か、やや上位)。専門音源にはやはり負ける。HALionOneが比較的素朴でそのまま使うというよりかは音色加工しまくって使った方が楽しいのに対して、こちらはそのまま使える音により近い感じはする。

Acoustic Drumkits(17音色)

HALion収録のドラムを若干加工薄めにして生に近づけた感じ。使わない。Sushi Kitの意味がわからない。加工して遊ぶなら軽くていいかも。でもそれならハリオンでいいかも。

AcousticGuitar Family(11音色)

単音・アルペジオならそこそこいいかも。コードストロークは打込み大変そう。種類は少ない。強く弾くとスライドする仕様がある音源はハリオンと一緒。しかしそもそもアコギを使おうとあまり思わない。

Choir Bank(32音色)

結構音色あってびっくりした。SymphonicChoirあるんだけどな。EWQL Choirsってサブカテゴリがあるので多分共通セットもあるっぽい?SymphonicChoir使うのでこれは使わない。「Mens Choir Shouts」ってやつだけ面白い。面白いけど使いみちが思い浮かばない。っていうかshoutもSymphonicChoirにあった。使わない。

Electric Bass and Upright(15音色)

意外と使えそうな音がいっぱいある。ので今度から使う。
UprightBass Exp1 ベロシティ強で、伸ばしたあと音程下がる。
UprightBass Exp2 ベロシティ強で、半音下からスライド。
UprightBass FX E1-A#2がグリスup、D3-F#4がグリスダウン。

Electric Guitar(51音色)

音色多い。けど自分で弾いたほうが早いし万が一使うとしてもMinisty of Rockの方が使いやすい。音色加工用か。

Electric Drumkits(26音色)

Kitはテクノっぽい、派手でないけどちょっと面白いのがちょいちょい。「OldSkoolNeve」がいろいろ入ってて面白い。Kit以外のSE集みたいなやつが4種。

Ethnic percussion(9音色)

別に好きなわけでもないのに何故か心惹かれてしまうエスニック系。それは好きということなのでは?不明。使う時があったら使う。なさそう。「EthnicDrums88key」がいろいろ入ってて面白い。

Ethnic Pitched(44音色)

琴とか三味線といったものからよくわからん楽器まで。ディジェリドゥとか誰が使うんだよ馬鹿か。って思って鳴らしてみたら結構面白かった。ThaiGongは上に入れておくべきだと思った。

GM Bank(128音色)

GMに対応させてあるだけっぽい。他カテゴリからの寄せ集め。

Keyboard Mallet Instr(14音色)

結構良い音色が多い。使えそう。ハープシコードはベロシティで音量変わらないしリリースにわざわざ物理ノイズが入ってる。チャーチオルガンも良い壮大さ。FF6弾きたくなる。

NewAge Ensembles(19音色)

レイヤーした音色?DragonとかCrystalTowerとか中二病な音色名が多い。下手に作られてるので余程イメージに合わないと使うことは無さそう。SpiritualWarriorとかいうのが激低三味線でよかった。

Orchestra(39音色)

一通り揃ってるけどこれ使うならSymphonicOrchestra(以下略)ホールリバーブかければそれっぽく聴こえないこともないか。圧倒的に奏法が不足しているのでそれで十分な場合のみ使えそう。あとはアンサンブル・セクション系だけで簡易オケつくるとかか。

Pianos E.Pianos(22音色)

普通のピアノはSteinwayBのみ。他はレイヤーとかエレピ。そこまで良い音でもないので特に選択において優先度は高くない。SteinwayならPianosGOLDあるし。

PMI Bosendorfer 290(2音色)

なんでこいつだけピアノカテゴリからはじき出されたのか。タッチ軽めで音は固め。ただしフォルテで弾いた時には予想より柔らかい音が出るというなんか不完全燃焼な感じ。これもPianosGOLDでいいや。

Pop Brass(76音色)

意外といろいろな奏法が入っている。その気になればジャズとかビッグバンドっぽいのとかそれなりに本格的に打ち込めそうだけどもっと楽にできる音源が多分あるし、その気になるような(この音色を必要とする)曲を作ることが多分無いと思う。

Stormdrone MOD(77音色)

劇伴用です!感がすごい。もしくは、あっ劇伴だ!感。使ったら負けな感も同時にある。これにちょっと足せばそれっぽくなるだろうことは容易に想像できるので非常に便利そう。というか何も足さなくてもすでにそれっぽい。

Synth Bass(14音色)

変な音色はなく、普通に使えそうだけど結局細かいことやりたくなってシンセで自分で作る事にもなりそう。

Synth Leads(11音色)

使えないわけではないけどやっぱりこれもシンセならではの細かいとこ弄りたくなって自分で作ったほうがよい。

Synth Pads(38音色)

同上。音色が多い分、拘らない場面では使える可能性は高い。

Vintage Organs(音色)

オルガンの生の音って実は聴いたこと無いから生っぽいのかどうかはわからない。けど、ハリオンのものに比べるとこちらのほうが良い音に感じる。もしオルガンを使う機会があれば間違いなく使うけど、その機会がまずあるかどうか。

Stormdrum 2

EASTWEST
HighResolution

サウンドトラック用などにエフェクトがかけられたドラム音源。結構楽しい音もあるのだけれど、何故か読み込めない音色がいっぱいあるし、KompleteでDAMAGEがあるので、あまり使うことはなかった。実際に色々と鳴らしてる動画を見つけたので言葉でぐちゃぐちゃ言ってるよりこっちのほうが参考になる。以下、自分のためのメモ。

Best of SD1

読み込めない。

Drumkit and Related

Orchestral Maching Kit、The Beastが使えそう。

Ethnic Drums

民族系。必要であれば使う。

Ethnic Metals

結構使えそうなのが多い。prepared FXはプリペアド・ピアノの音かき集め。面白い。

Midi Perf Multis

プリセットマルチ。MIDIチャンネルは予め振ってくれてあるけどアウトプットは振られてなさげ。いっぱいありすぎて流石に漁る気にならない。

SD2 PRO new material

読み込めない。

SD2 PRO new zen

読み込めない。

Sound Design Percussion

BPM Glitched Drumsシリーズ、楽しい。他もエフェクティブで楽しい。すごく使えそう。ってゆーか使いたい。

Woods and Shakes

Ethnicと一緒にしておいて欲しい。

ZendrumPrograms

なんかZENDRUMとかいうハードウェアでの演奏用らしい。他カテゴリにある音。

Symphonic Orchestra Platinum Plus(未)

EASTWEST SO
HighResolution
クリプトン(廃盤になってるが情報は残っているので一応)

めちゃくちゃ多いので別ページに。

Symphonic Choirs Platinum

EASTWEST
HighResolution
合唱音源。いつか腰を据えてじっくり触ってやろうと思ってたら5年も経ってしまった。公式のデモ音源で十分音はわかると思う。WordBuilderを使うとなんと歌詞も歌わせられる。使い方がまだちゃんとわかってなくて殆ど使ったことがないのでこれはまたちゃんと使ってから別の機会に単独で詳しく書くつもり。

Voices of Passion

EASTWEST
HighResolution
勝手に歌い出す音源。極論するとネタ音源。2つの意味で。あー、とか、おー、はまだ使いみちもあるけれど言葉を喋られたり勝手にメロディーを歌われたりすると困る。ひたすら吐息しか鳴らない音とかあったりする。どうしてもそれっぽい雰囲気出したい時か、声ネタと割りきって使うかどちらか。ちなみにこれを使って曲を使ったことは今までに一度もない。これからも一年に一回あるかどうかだと思う。無いと思う。公式のデモ聴いてください。

Pianos Gold

EASTWEST
HighResolution
ピアノ4種類。Bechstein 280 / Bosendorfer 280 / Steinway D / Yamaha C7。4種類しか無いので公式のデモで十分参考になると思う。Goldじゃないエディションの場合、マイクポジションが3種類読み込めたりでサンプル数と容量が大変なことになるようだが、Goldエディションですでに読み込みが遅い。ピアノ・ソロとか小編成向き。大編成であればもっと読み込み時間の軽いピアノ音源で十分。

Ministry of Rock

EASTWEST
HighResolution
ロック向けギター・ベース・ドラム音源。今はもう2が出ている。ギターは弾いた方が早いしベースとドラムも他の選択肢のほうが音が良いのでこれもあまり使っていない。細かいニュアンスとか抜きにして手軽にやりたい時には重宝しそう。買ったばかりの頃に全部Ministy of Rockで作った簡単なインストがあった気がするのだけれど、何処に行ったかわからないのでこれも音の参考になりそうな動画を貼っておく

Guitars

7弦ギターは持っていないので結構お世話になってたりする。他は音色いじりづらいしあんまり使わない。コードストロークを自然に打ち込むのはものすごい労力。自分で弾いちゃう。

Basses

左がアンプで右がラインになってるっぽい。Stereoのままだとおかしなことになるので合成Monoか単体monoにしたほうが良さそう。結構いい音かなと思ったけど早いBPMでのルート弾きは難がありそう。

Drums

4種のキット。細かい設定は出来ないけどそこそこの音で読み込み早いのは便利。アーティキュレーションで他のキットの音を混ぜ込むことで多少のキットごとの音色操作もできなくはないか。

追記日付

2016/06/02
ページ作成・Goliathのみひとまず網羅。
Symphonic Orchestraは別ページヘ。

2016/06/05
StormDrum 2
Ministry of Rock
Pianos Gold
Voices of Passion
Symphonic Choir
追記。