弦楽四重奏アレンジ ピアノソナタ 月光

うわ、なんかWordpressの投稿画面変わってる!(挨拶)

リハビリとして色々と曲のアレンジなど行ってるんですが、ついに(というほど動画あげてないけど)クラシックに手を出し、ベートーヴェンのピアノソナタ14番 月光 第1−3楽章の弦楽四重奏アレンジです。もともとはピアノで弾く曲です。言わんでも有名だから知ってますかね。(意外と知らない人もいるのでこういう言い方するときにどういう顔すればいいのかわからな笑えばいいと思うよ)

そもそも発端としては寝付けないときにホットミルクにブランデーと蜂蜜入れて飲みながら(睡眠薬と飲酒は良くないとは言われますねそうですね。)第1楽章を聴くということをしていたんですが、ふと弦楽器で聞きたくなったというそれだけです。そういう意味では第1楽章がメインのターゲットだったんですが、最終的に一番手をかけたのが第3楽章になりました。

第1楽章・第2楽章はほとんどテンポなどはいじらず、音の強弱・奏法をやんわりと調整する程度で出来上がってるんですが、第3楽章は何回も同じセクションを再生しながらテンポを調整したり各楽器を単体で再生しながらまず奏法・強弱を調整、その後に全体で聴きながら再調整、ということを頭から何回か繰り返すといううんざりとする手の込みようです。なるべく自然に聴かせられるようには意識をしたのでサラッと聴くと意識的に気付かないかもしれないですけどかなり色んなとこで細かいテンポ調整・タイミング調整をしてるので興味があればそんなとこまで聞いてみてくださいませ。

動画は結局まだAfterEffectsです。プラグラム出来てません。はい。いやでもAEでまだまだ出来ることあるな、って改めて思ったしシンプルにすればそんなに書き出し重くならないし作業効率的にもいいしほらね、うん、いやプログラムも作ってたんですけど動画描画までは行けたんですよ、動画ファイルへのエンコード・書き出しで詰まってるんですよ。ffmpegとかいうの使えば良さそうなんだけど、あ、これは別の話にしたほうがいいですね、そうします。

Twitterでもちょっと言ったんですが、月光という曲を気に入ったらぜひいろんなピアニストの演奏を聞いてみると全然違って面白いです。演奏者によって見えてくる景色が変わります。あ、そうだ、音を聴くというよりは音を視るイメージで聞いてもらえるとなおいいかも。

クラシックっていうと
「作曲者の作曲当時の背景が〜〜
「年代の背景が〜〜
「技法が〜〜〜
とかって知らなきゃいけないのかなとか
「敷居が高いもの〜〜
とか思われがちなんですけどそんなことなくて、当時のPOPだと思えばいいですし、適当に有名なの聴いとけばいいんですよ。その上で上記のことを知りたくなったら知ればいいだけで。今の時代にまで残ってるPOPなのでそりゃいい曲いっぱいあるんでぜひ聞いてみてください〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ちんこ。

3大ソナタはそのうち同様のアレンジするだろうし、他のクラシックもやりたいしなんならクラシックオタクにブチギレられそうなシンセグイングインさせたアレンジなんかも曲によってはしたいなと思っております。まぁそれ以前にKing Gnu とかTMGEとかPillowsとか平沢とかゲーム曲とかアレンジしたいものだけでもかなりあるんですけども。自分の曲も作りたいんですけど。プログラミングもしたいんですけど。学習指導要領のこともまだ書いてないんですけど。あっ死ねる!働いてる場合じゃない!あ〜〜〜(死)いや、今日体調良ければ午後から仕事行こうとか思ってますけども(自殺)

Cubaseの「名称未設定」フォルダをリネームするバッチファイル

動作

Cubase5をいまだに使っているので以降のバージョンのフォルダ構成が違ったら知りません(´・ω・`)
プログラミング勉強したての人間がググりながら作成したのでもし使う場合には自己責任でご利用ください。

CubaseProjects(人によって名前は違うかも)内にたまっていく「名称未設定」フォルダに一個一個アクセスして中に入っている「.cpr」(プロジェクトファイル)の名前を拾ってフォルダ名をつけ直していきます。たまりますよね、名称未設定。え?溜まらないの?え?気付いたら四桁間近とかたまらない?たまるよね?

フォルダ内に「.cpr」がないフォルダに当たると処理がずれてリネーム処理されなくなってしまうのだけど、頭を使うのが疲れてきていたので何度も処理を呼び出し直すという力業で解決しています。「.cpr」が含まれないフォルダはリネームされません。そもそも「.cpr」が含まれないプロジェクトフォルダって、Cubase起動してちょっと作りかけたけどあんま気分乗らんな、と思って保存せずに閉じたやつなので(自分の場合。他の人は知らん)処理から漏れて残った名称未設定は後でまとめて削除。

フォルダ内に複数の「.cpr」ファイルがある場合には一番最初に拾われた名前でリネームされます。(例:proj01.cpr / proj02.cpr / proj02-02.cpr といったプロジェクトファイルが3つある場合には多分一番最初に拾われるであろう「proj01」という名前にフォルダがリネームされます。)

作り方・使い方

新規テキストファイル > cr.bat とか適当に名前をつけておく(cr = CubaseRenameという謎の言葉を略したもの)
以下を記述して保存

@echo off
setlocal enabledelayedexpansion
cd /d %~dp0
set filename=
for /d %%f in (名称*) do (
set folder=%%f
set folder=!folder: =!
echo %%f
cd %%f
for %%l in (*.cpr) do (
cd ..
set filename=%%l
set filename=!filename: =!
move %%f !filename:~0,-4!
cd %%f
)
cd..
)

新規テキストファイル > rename10.bat とか適当に名前をつけておく (複数回呼び出して力業で解決するためのバッチ)
以下を記述して保存

call cr.bat
call cr.bat
call cr.bat
call cr.bat
call cr.bat
(↑ 長くなるので5行で省略するけど任意の回数コピペ。20行くらいあればいいんじゃなかろうか)

「名称未設定」たまっているCubaseProjectsフォルダ内に上記2つのバッチファイルを移動(最初からその中で作ってもいいし。)

「rename.bat」をリネームされなくなるまで実行

(残った名称未設定フォルダは.cprが入っていないフォルダなので不要(※必要な人もいるかもしれないので自身の環境に合わせて))

説明とかなんか

動機とか経緯

そもそもプログラミング勉強し始めたけど音の処理とか映像の処理とかいきなりやるにはレベル高すぎて少し慣れが必要とは思いつつ実用性無いものを作るのも食指が動かなかったのでなにか実用性のあるものを作ろうと思い着手しました。入門書とか読んでると「サンプルコードは全て自分で打ちましょう^^」とか書かれてるんですけど、めんどくさいからスルー。

簡単にできそうで実用性のあるもの、と考えたときにちょうど年末だったのでデータの整理をしようと思いCubaseProjectsを開いたところ、相変わらず名称未設定がズラッと並ぶ光景を見て、自動でリネームするやつ作ったろ、と思いました。これまでにさらっとさらった言語はC、Java、VB、Processingなんですけど今まで読んだ内容でファイル名の取得とか全然思いつかなかったので、そういえばコマンドプロンプトのコマンドでそんなのなかったっけと思い、バッチファイルにすることにしました。必死にググりながら作ったんですけど、なんとかそれっぽいのが出来た辺りインターネットってすごい。三時間を目安で頑張ったんですけど結局六時間かかりました。

一行ずつの役割

@echo off
別にいらないっちゃいらないんですけど作業中にコマンド全部出るのがうざかったのと今後編集することがあった際にいちいち書くのもめんどくさいのでそのまま残しておきました。

setlocal enabledelayedexpansion
こいつが一番厄介でした。for文の中の変数が全然思い通りにならなくてそこで数時間潰したんですが、何か知らんけどfor文の中で変数に代入してもそれが確定されるのがforの処理終わってからとかいうよくわからん仕様(遅延環境変数とかどうのこうの)らしくて、まだよくわかってないけどこの呪文唱えとくと一応代入できるみたいです。

cd /d %~dp0
バッチファイルが置かれてあるディレクトリに移動する。(今回の場合はCubaseProjectsディレクトリ)

set filename=
変数リセット。作成中に以前の処理のが残っててうざかったので書きました。実際の処理では必要ないけど今後編集することがあった際に以下略。

for /d %%f in (名称*) do (
厄介なfor文。
「/d」 ディレクトリの名前を対象にする
「%%f」 変数f。取得したディレクトリの名前が入る。
「in (名称*)」 名称~のディレクトリを対象にする

set folder=%%f
変数folderに取得したディレクトリの名前を代入。

set folder=!folder: =!
ディレクトリの名前にスペースが有ると処理ができないっぽいのでスペースを除去。このときに通常の書き方だと「%folder: =%」とするのだけど、先に書いた遅延環境変数だかなんだかの影響をなくすためには「!」で囲めばいいらしいです。

echo %%f
ちゃんとディレクトリ名取得できているかの確認のための表示コマンド。今後編集することが以下略。

cd %%f
ディレクトリ名を取得したディレクトリの中に入る。

for %%l in (*.cpr) do (
厄介なfor文その2。
「%%l」 変数l。取得したファイル名が入る。
「in (*.cpr)」 .cprと最後につくファイルが対象

cd ..
CubaseProjectsに戻る。

set filename=%%l
変数filenameに取得したファイル名を代入

set filename=!filename: =!
スペース除去

move %%f !filename:~0,-4!
ディレクトリ名変更。「%%f」は元の「名称未設定」。「!filename:~0,-4!」は拡張子「.cpr」を削ったプロジェクトファイル名。

cd %%f
もう一回名称未設定に入ろうとする。が、名前が変更された場合入れない。
)
cd..
.cprファイルがなかった場合、CubaseProjectsに戻るためのコマンド
)

call cr.bat
cr.batの呼び出し。

最後のcd辺りを工夫すれば力業を使わなくても処理できそうな気がするんだけどこれ以上長くするよりはとりあえず動くのでこれでいいや、ということで力業に頼りました。改良版誰か作っといてください。

Prologueのデフォルトリセット

Cubaseに付属しているPrologueというシンセなのですが、最初に立ち上げると色々と設定されてる割には音としてはふにゃーんとしたよくわからない音が勝手に読み込まれます。自分で一から音を作っていきたい時には正直邪魔なので全部設定されていない状態へリセットしておくのが個人的にはおすすめなので、まだシンセの使い方よくわからない人向けの設定手順です。Prologue自体の機能の解説はまた別で。

Prologueについては最新のCubase8でも全部のエディションに入ってるのでCubgaseユーザーなら目にしたことはあるんじゃないでしょうか。僕の環境だと動作が一部おかしかったりはするんですけど、軽いし基本的なことは一通りできるのでシンプルな音を作る時を中心に結構多用しています。僕が使っているのがCubase5なので以降のシリーズでも同じような音色設定で立ち上がるのかどうかはわからないんですが。

設定のリセット

最初にPrologueを読み込むと多分下の画像のような状態で立ち上がると思います。
prologue_reset01

まず右上の「max voices」(最大発音数)の設定。ここが1になっていると和音が鳴らせません。最大発音数が1なので一個の鍵盤しか鳴らない。ここはすぐ変えられる場所でもあるので和音ではあまり鳴らさない、最初はとりあえず1でいいや、みたいな人はそのままでもいいんですが、和音でも鳴らしたい、和音で鳴らす使い方のほうが多い、ような人は1以外に予め設定しとくといちいち変えなくていいので楽です。僕は10にしてます。今まで特に誰に言ったこともないんですが、実は僕の手の指って10本あるんですよね。あまり数字を大きくしすぎて同時に鳴らしすぎるとPC負荷が増えるのでCPUに不安がある人は5くらいでもいいんじゃないでしょうか。実質5音以上を重ねることってそんなに無いと思うので。

数字をクリックすると選択肢が出てくるので好きな数に設定しておきましょう。
prologue_reset01_01

2番のポルタメントの設定です。簡単に言うと鍵盤を連続して鳴らした時に、前の音程から次の音程へなめらかに移動する機能。移動時間をツマミで設定、どのような時に機能するか、を右のスイッチで設定するんですが、詳細はPrologue機能で書きます。とりあえず毎回ポルタメントかけないと気が済まない、って人以外はツマミを「0」に回して、上の最大発音数を「1以外」に設定した人はスイッチを「normal」に切り替えときましょう。ツマミは上・右にドラッグすると右に回って、下・左にドラッグすると左に回ります。(この辺の挙動ってシンセによっては違ったりして、Prologueと同じように一方通行のドラッグでツマミが回るものとほんとにツマミを回すようにドラッグを回すものとある)スイッチはクリックすれば切り替わります。
prologue_reset01_02

3番のフィルターの設定。ローパスフィルターがかかっているのでオシレーターの素の音が聴けませんのでこれもリセットしちゃいます。下記画像と同じように設定すればほとんどフィルターのかかってない素の音に近付きます。(まだLFOとかENVとか色んな所に設定が残ってるので完全に素とは言えない。)一番右の「TRACKING」は好みなんですが、僕はフルにしてます。初期リセットとしては0でもいいと思いますけど、よくわからないうちはフルにしといたほうが自然な音作りが出来ると思う。
prologue_reset01_03

4番、エンベロープの設定。「Cut off | 42」とか「Level | 99」とかって入ってるんですけどこれを消します。「Cut off」「Level」「Emphasis」と書いてある文字部分をクリックするとポップアップするので一番下の「off」を選ぶと消えてくれます。さようなら。
prologue_reset01_04_01
prologue_reset01_04_02

Prologueにはエンベロープは4つあって、左側に表示されているグラフを選択するとそれぞれの設定画面が右に開きます。
prologue_reset01_04_03

最初に開かれているのはENV2なんですが、1.3.4にも同様に設定がされていてこれも同様に消していくのですが、ENV1の「Volume」だけは残しておいてあげてください。
prologue_reset01_04_04

これを消してしまうと鍵盤を弾くと音の再生が始まるのに離しても再生が止まらなくなります。エンベロープは鍵盤を押してから、離してから、の挙動を操作するもので、音の再生(実際には音量の操作)もエンベロープに音量のパラメータをアサイン(指定)することでコントロールしています。

次に、Prologue画面中央やや下の「LFO/ENV/EVENT/EFX」のタブの中からLFOを選んで設定していきます。LFOが左右に2つあって、左側にエンベロープと同じような感じで「Cut off | -13」が設定されていると思いますのでこれも同様に「off」にします。
prologue_reset01_05

タブを「EVENT」に切り替えるとMIDIコントロール関連の設定になります。ここがやたら設定されてるのでこれも全て消していきます。(モジュレーションホイールでLFOを制御する設定があって、これは使えなくもないんですけどこのページを参考にする人は多分まだ使わないと思うので消してしまっていいと思う)(同様にVelocityのところのVolumeも迷うところではあるけどデフォルトリセットということで消してしまう。残しておけば、鍵盤を弾く強さ=Velocityで音量が変わる、実際の楽器に近い挙動になる。)
prologue_reset01_06

「EFX」タブのエフェクトは、ツマミがいろいろな位置にはあるのだけれどエフェクト自体はオフになっているので触らなくて大丈夫です。慣れてきて、エフェクトの最初の状態はこれがいいな、というのが出てきたら変更しましょう。

ここまでやると、ほぼオシレーターの素の音が出ると思います。(ENV1をいじっていないので、アタックが若干ついてる。いやだったら、ENV1のSustainを100に上げておく)波形は変えてないのでSawTooth、ノコギリ波の音です。好みで変えてもいいです。

設定の保存

Prologue画面の一番上の立方体のようなところを押すと、プリセットの保存が選べると思うので好きな名前で保存しておきましょう。僕は「0_saw」という名前で保存してあります。名前順で並び替えてあるので頭に0をつけとくと一番上に来る。波形だけ矩形波に変えた「0_square」も保存してあるんですけど、別に波形の種類くらいはデフォルト読み込んでから変えてもいいので実質必要ない。

で、これ保存してもまた新しくPrologue開くと最初の変な音が立ち上がってしまうので、そのへんの設定も変えられると楽なんですけど方法が見つからないので立ち上げてから上記で保存したプリセット読み込んでます。だいぶ前に設定ファイルいじって変えられた気もしないでもないんだけど記憶が定かではない。誰かわかったら教えて下さい。

Cubaseで半自動作曲する方法

めちゃくちゃどうでもよくて実用性も皆無に等しい遊び。

1,適当に音源を読み込みます。
2,適当にMIDIを打込みます。
3,MIDIインサートに「MIDI Modifiers」をセット。
4,ランダムにピッチをアサイン、適当に範囲を決めます。
5,スケール、スケールノート(Key)を適当に決めます。
6,再生するとランダムに音程が動かされたフレーズが再生される。

automidi

ちなみに上画像の設定にして8分音符で同じ音を連続で打ち込んだものを再生するとほんとまんま日本風なフレーズが簡単に生成されはするのでどうしてもフレーズが作れない時に頼る事はできなくもない。ちなみに流石にこれに頼ったことはない。

響き多めなピアノ音色を作ってノートを少なめに打ち込めば、再生するたびに変わる自分専用アンビエントが完成する。

もうほんとそれだけ。

MIDI Modifier自体は長さの圧縮が地味に使えたりする場面がたまにある。それ以外の部分はあまり必要性を感じていない。